幻のウェディング キャストメッセージ

馬淵理麻・役名 杉浦いづみ

 たとえば脚本が時代劇で、役の年齢が自分と大きく違っていたりすると、お芝居を創り上げて行く上で、勉強したり想像したりする作業は増え、それは大変ですが私にとっては結構楽しい模索です。逆に難しいのが、現代劇でしかも自分の年齢に近い役柄をいただいた時です。

 今回のように…… 37歳。未婚。典型的な女上司…微妙な共通点があったりなかったりの杉浦いづみに、それでも警戒し、「こんなセリフは言わない」とか「でもこの気持ちは分かる」とか、何か張り合うようにもがいている。今は、状況です。 自分本位にならず、どう素直に彼女と向き合い役をつくるか。 それが今回の私の最大の課題であります。

加藤 和之 ・役名 柳沢 博史

 哀しき中年サラリーマン。人が良いだけが取り柄だが、要領が悪く営業成績も振るわず、今やリストラ一歩手前。それ故、顧客の無理難題にも耐え忍ぶ。これも世のため、家族のため。

 そんな男には絶対なりたくない!と思いつつ、結構ハマって演じている自分っていったい…?

久野晴美 ・役名 カナ

 「カナ」は、私の中にはない価値観で生きている人物です。 自分の中の価値観を覆さない限り、彼女を演じきることは出来ない。台本を読んで行く中で、とても難しい課題が降ってきていることに気が付きました。けれど、『カナを演じきることが出来れば、新しい自分と出会える』そんな気がして、毎回の稽古が楽しみです。

 まだまだ青春座に入って日の浅い私には、難しい役所ではありますが、新しい自分と出会える日を楽しみに、役者として勉強して行きたいと思っています。

吉嶺 薫役名 川原田早苗

 私はなぜ演劇をやりたいんだろうか? ――青春座歴13年、その間に精神的、あるいは技量的なことから、何度も挫折しかかって、そのたびに、演劇を続けるという夢を何度手放しかかったことだろうか。 でも、それはどうしてもできなかった。どうしても! 

 あきらめようとするたびに、私にとって演劇がよりいっそう大きな存在になっていくのを感じてきた。内向的な私がこれからも舞台の上でも内向的にしか表現できないかもしれないけど、それでも演劇は、私自身を、そして私の生き方を表現する場として、私を魅了して止まない。

 さあ今日も 深呼吸して背すじを伸ばして みんなと稽古場に立とう。

古田美佐代役名 ユキ

 今年も小劇場の夏がやって来ました! 稽古期間の短さと、観客の呼吸が間近に感じられるあの緊張感…気合が入ります。私の役は派遣社員のユキ。 今はカナちゃんと役作りの真っ最中。あまり喋らないでずっと出てるという、後で色々自由にやれる好きなパターンなのですが、今回は正直苦労してます。でもアイデアを絞って、生きたキャラを演じたいと思います。

 5回目の夏公演。私と井上君は皆勤中です!鬼が笑いそうだけど、来年も出たいな~(笑)

荒木喜三太役名 松島秀雄

  何か書けという。役者にモノを書けとは酷な注文じゃないかな? 脚本家に「このホンの言いたい事は何?」って聞いたら「ホンを読んでよ」って応えるに決まってる。

  だから役者であるボクも「芝居を観てよ」って言いたいけれどそれほどの役者じゃないから書きます。

 この役、76歳の中小企業の叩き上げの一応オーナー社長。 戦前戦後から復興期を経営者として生き抜いてきた苦労人

 だから一言で云えば「情がこわくて、人間が濃い」。最近の風潮では少々敬遠され気味の人間像。でも愛すべき人柄。その辺が表現出来たらなぁ。と、思いつつ・・・。

上西 昭南 ・役名 杉浦正志

 今、企業がペーパーテストで人材を採用しようとすると、圧倒的に女性になってしまうそうです。果たしてそれで企業は上手くいくのでしょうか?

 それと同様の事が家庭でも学校でも起こっています。男達よこれで良いのか?子どもたちの将来を考えてしまいます。 という我が家にも33才の娘がいます。こんな娘を嫁にもらう男の顔がみてみたい。そんな事もあって人の事は言えません。ああ、益々少子化が広がる。

仲井昭式 ・役名 牧師

 青春座ホームページ初出場の、今回牧師役をやらせてもらいます仲井昭式です。配役が決まって台本読んで考えました。隠し味ですね、私、役割は、面白いかも(^о^) 隠し味ですよ、そう隠れてなくてはいけません。 でも効いてなくてはいけません。しかも青春座お得意の、年齢構成無視しての配役です。難しい…しかも声だけ?……悩んで悩んでだいたい自分の中で役作りが出来ました。

 と、ところが最初の立ち稽古の時に演出からとんでもない指示が…「ここで出てきて好きなことしろ!」「時間はやるから」???台本に科白なく…好きにしろ?楽譜で言ったら30小節連続して音符が無くただアドリブソロと書いてある様な無謀な指示なんですが…やるしかないんですよね。

 まてよ…逆に考えたら誰にも文句言われずに舞台で好きなように出来るなんて千載一遇のチャンス?滅多に無い事の様な気がする。 ラッキーかも。そう考えたらいろんなアイデアが沸いてきちゃってどうなっても知りませよ(^д^)って感じ。さて、せっかくの隠し味がどうなるかは本番までのお楽しみ!!

瓜生紀美子 ・役名 杉浦 麻子

 春の公演に続いて又、主人公の母親役。昨年の春の公演は浪人生と高校生の母親役。この二回は姑がいた。三回とも、夫は出てくる。

 今回は子供の年令が一番上だ。同じ母親役でも演じる時代背景が違うし生活状況も違うので役作りが面白い。 私自身、母親になった事が無いので想像の世界は広がっていく。でもどんな時代でも母親は子供に、きちっと向き合い理解しようとするのは同じだと思う。 今は無き母親を思い出しながら公演に向けて!

和田正人 ・役名 成瀬光一

 「今度はいつ何を演るの?」と人に訪ねられることがある。 もちろん答えは皆と同じですが、自分は必ず舞台装置(道具作り)や裏方のことも話をする。

 すると「役者と裏方、どっちが好き?」と聞かれ「役者も好きだけどやっぱり裏方です。裏方が居ないと芝居は出来んのよ」と返します。 芝居を成功させるに当たり、役者も裏方も重要度は同じ。でも観客は、舞台を観て、音を聴き、体で感じた事でその作品を判断する。そう考えると、もっと深く貪欲に芝居に取り組まなければ!! 今年で10年目だし…

井田すみえ ・役名 杉浦なつみ

 この度、杉浦なつみを演じることになりました。なつみは、一途な性格で姉のいづみの心意を誰よりも理解し、また応援する妹です。  私は青春座に入団して今年で3年目ですが、自分にない人物を演じる事は自分自身の感性を磨ける魅力があります。 今まで熱中できるものが何もなかった私ですが、やっと熱中できるものにめぐりあえた幸せを感じております。 未熟者の私ですが、今後も邁進して参りますので、よろしくお願いいたします。

井上智之 ・役名 今泉拓郎

イノウエトモユキ・体長167㎝

・北部九州に分布、夜行性。

頭部に縮れた毛を有し、その事から古来鬼のモチーフになったのではという説がある。

・一般に餌として定職につかない青年役がポピュラーであるが実際は何でも食べる。

・役に立たないザツガクと呼ばれる物を集める習性がありその用途、目的は不明。 ・性格は温厚でなつきやすい。

・群れをつくらず単独で、巣で生活することを好む。

・鳴き声は「ウィッス」